【こけてケガをする子が多いのはなぜ?】
FROM あきたの整体院 琴浦
来院された医療関係に
お勤めの方が教えてくださいました。
「こけて病院を受診する子が
昔より多いような気がするんです」
体の固い子が多いのは、
施術や講師活動などを通して多くの
子供を見る関係で実感していましたが、
こける子が多いとは、、、
今回はこれについて
私なりに考察してみました。
昔と現在で子供たちの生活で
変化したことを考えてみました。
※イメージは昭和と令和の対比です
★遊び
外で走り回る ⇒ 友達と通信機能を使いゲーム
(昔は川、山や近所の広場で遊ぶ)
★履物
下駄や草履 ⇒ シューズ
(昭和の初期であれば裸足で
外を歩くことも多かったようです)
★食事
和風 ⇒ 洋風
明治から戦後にかけ、
日本人の生活は劇的に変化してきました。
今ではケガなどのリスクから
川や公園の遊具ですら遊ぶことは
減少傾向になっています。
携帯ゲーム機などで遊ぶ子供も多く、
下を向くことが多い事から姿勢を悪くさせ、
小学生でも肩こりで来院されたケースもあります。
また、履物の変化したことにより
足裏の感覚も鈍くなっている事も想定されます。
体の機能は適度に使う事で発達します。
使わなければ当然その能力は
向上していきづらいものです。
超一流スポーツ選手の多くは
小さい頃からその競技を始め、
能力を大きく開花させることは
よく知られていることだと思います。
ゲームも友達とのコミュニケーションツール
として必要なのも分かります。
親御さんとしては
よくないことは分かりながらも、、、
「みんなゲーム持ってるし、
うちの子だけ買い与えないのは、、、」
と悩みのタネを打ち明けてくださる方が
多くいらっしゃるのも現実です。
しかしながら、
やはり度が過ぎるものに対しては
なんとか方策を練りたいものです。
それが子供の健やかな成長を
願う親の役目でもあると思います。
私自身は小さい頃は、
スーパーファミコンが流行り、
かなりゲームをしだした世代で
あっただけに大きなことは言えません。
それでも川や外での遊びもまだまだ多く、
川で石から石へジャンプしたり、
一輪車や竹馬もよくやりました。
きっと知らず知らずの間に
バランス感覚や跳躍力を鍛えていたと思います。
元ジャイアンツの江川卓投手が
小さい頃に河原でひたすら石を
投げていたことは有名な話です。
本人もそれにより強い地肩が
作れたのではないかとのコメントもされております。
やはり身体は使ってやることで
その感覚は向上していきます。
特に幼少期はその時期にあたります。
そんな重要な時期に、、、
今は携帯ゲームなどで指先しか
使わない子が増え続けているのは
言うまでもないと思います。
近代科学が便利さを沢山生み出してきました。
医学も発展してきたのでしょう。
しかしながら実は、
近代科学が子供を含む人間の感覚を
どんどん鈍らせていっている面は否定できないでしょう。
逆に考えると、
昔の人の方が不便だったからこそ、
色んな事に対して非常に優秀だった可能性だってあります。
おそらく科学技術の進歩は
止まることは無いでしょう。
もっともっと便利になっていく事でしょう。
ですがそんな時代にあっても
少しでも子供たちが元気に
成長してほしいと願っています。
鳥取市の遊ポートテニスクラブでの
講師活動もその一つと捉えています。
体の秘められた力を開放していき、
体を動かすという事が楽しくて楽しくて、
もっともっとスポーツなどが怪我なく
楽しめるようお手伝いが出来ればと思っています
先人の知恵を活用しながら。
これからも皆さんのお役に立てるよう
更に自分自身も向上していきたいと思います。
「体が固くて困っている、、、」
「よく怪我をする、、、」
「頑張っているのに結果が出ない、、、」
そんな方は新しいアプローチを試してみてください。
あきたの整体院では、
筋肉をゆるめる独自の施術に加え、
武術などの身体操作を応用し、
動きやすい体になるようアプローチいていきます。
身体の事で困っておられる方の
助けになれるよう日々、
講師活動や施術をしています。
これからも少しでも痛みから解放され、
多くの笑顔の輪が広がるよう更に
多くの活動していきたいと思います。
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PS
月末には
下郷地区まちの保健室
の取り組みで講師として
お呼びいただいております。
費用はかかりませんので、
興味のある方はお越しください。
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