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執筆者の写真Ryousuke Akita

からだの柔構造とは?

【からだの柔構造とは?】

FROM あきたの整体院 琴浦


皆さんは【柔構造】

という言葉をご存じですか?


この【柔構造】は、

古くから日本の中にあり、


興福寺の五重塔(奈良)は

柔構造の代表的な建造物です。


最先端の建造物である

東京スカイツリーもその柔構造の

技術を利用されているようです。


現在最先端の技術が

古来日本にあったことが驚きですが、


そんな柔構造を簡単に説明すると、


柱などの接合部分を

ガチガチに固めるのではなく、


複雑な継ぎ手によって接合され、

接合部分には【遊び】を作るそうです。




これはおそらく、

地震や台風など世界の中でも

自然災害の多い国であり、


それに向き合ってきた

結果なのでしょう。



そんな柔構造を今度は建物ではなく、

体に当てはめて見ていくと………


こんな体験談があります。


「腰痛改善の為に

腹筋、背筋のトレーニングを

ひたすらやり続けていたら、

痛みが更に強くなっていったんです。」


そう語られた澤田さん。


トレーニングを必死に行い、

固め続けていたんです……



良かれと思ってやっていたことが

逆に症状を悪化させていたのでした。


皆さんはどうですか?

同じような体験はありませんか?


弱い部分をガチガチに固めて耐える!

このような考え方が

まだまだ主流でしょう。


ですが、どちらかというと

僕のやっていることは、

固めるというよりかは緩める。


古くから日本にある

【柔構造】の考え方です。


筋肉をガチガチに固めず、

緩めて【遊び】を作る。


歩いたり走ったり、

階段の上り下り、

しゃがんだり立ったり、


衝撃が大きいからこそ、

子どものような緩んだ体が必要なんです。



こけたり、転んだり、

大人のように強い筋力は無くとも

子ども達は慢性痛とは程遠い存在です。

(近年、そうでないお子様もおられますが)


そんな子供たちのようなしなやか体に着目し、

目指してみてはいかがでしょうか。


日々、子供達は僕に

ヒントを与えてくれます。




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